Episode1 プロローグ
2014年4月17日 ジムの歴史過去の思い出に浸るだけのものを書いてみます。
ジムやプレイヤーが成長する過程と現代のプレイヤーである読者を重ねながら一喜一憂したり、欲を言えば、自分達にもっとできることがあるのではないかと思って頂けたら幸いです。
記憶に基づいて書くため、話が戻ったり抜けていたりするかと思いますが、その点はご容赦下さい。
1999年4月~2010年9月の10年半活動していたジムで、10年半で17名のジムメンバーが所属しました。
ジムメンバーの他にフロントメンバー、サポートメンバーもいます。
ほぼ10年半一貫して所属していたセイゴ・ヨウヘイ・ヨシユキ中心の話になると思います。
~プロローグ~
シャッ、シャッ、シャッ。
1998年、セイゴとショウは当時流行りのハイパーヨーヨーをやっていた。
活動場所は主にダイエー中間店内のおもちゃ屋「エンゼル中間店」。
セイゴはハイパーレベルをクリアし、プロスピナーの称号を得ていた。
ムーンサルト・バックフリップ、スプリット・ジ・アトム、アトミック・ファイヤー、シュート・ザ・ムーンは簡単に成功させていたが、最難関の両手でのループ・ザ・ループは酷い出来だった。
ある日、セイゴとショウはエンゼル中間店の隣にあるゲームセンターで、見たこともない凄まじいテクニックを駆使してビートマニアを簡単にやってのける中学生に出会った。
その手にはハイパーヨーヨー。
次の瞬間、両手でのシュート・ザ・ムーンを繰り出した。
1回で失敗したが、片手でも難しいシュート・ザ・ムーンを両手でやる姿、両手で美しいループ・ザ・ループをする姿に2人に衝撃が走った。
「ねぇ、キミ」、話し掛けた瞬間、中学生は慌てて逃げた。
ヤンキーのショウが「捕まえろ!」と叫んだ。
セイゴとショウは二手に分かれ、かくれんぼが始まった。
あまりの足の速さに驚いたが、ダイエー中間店は従業員用通路に至るまですべて把握していた。
あっさりと捕まえると、もの凄く落ち込んでいた。
ショウが「テメェ、逃げんじゃねぇよ!」と言い、「ヨーヨーをやれ!」と言った。
技は未完成ながら、しばらく楽しんだ。
手順を間違っている技が多いので話を聞くと、左利きで、技のイラストが逆なのでできないという。
あぁ、イラストね。イラストでできるやつは神だから仕方ない。
ヨーヨーの技は基本的に、イラストをどれだけ見てもできるものではなく、人から教えてもらわないとできない。
この日から、セイゴとショウはヨウヘイにシングルハンドの技を、ヨウヘイはセイゴとショウにダブルハンドの技を教えた。
後からヨウヘイに聞くと「ヤンキー2人組に絡まれたと思って怖くて逃げた」と。爆笑。
ある時、セイゴとショウは遊びでやっていたポケットモンスターカードゲームの対戦を始めた。
セイゴは九州スポーツホビー研究所でミニ四駆、ビーダマン、ハイパーヨーヨー、ポケモンリーグ、ポケットモンスターカードゲームなどに分析官として広く携わり、ハイパーヨーヨーでロング・スリーパーという基本技の日本記録を樹立した後、エンゼル中間店に認定員として入り浸っていた。
九州スポーツホビー研究所時代、何の情報もない中、セイゴはポケモンカードゲームのルールブックを読み、「同一名称のカードは4枚にするべき」「たねポケモンは12枚以上にするべき」「2進化は2種類までにするべき」「タイプ(色)は2種類までにするべき」「エネルギーカードは20枚以下にするべき」という理論を導き出していた。
セイゴとショウはこれまでも何度も対戦や議論を重ねており、ショウはセイゴのレベルに追い付きつつあった。
ヨウヘイは何度か拡張パックを買ったことがあったが、ルールを理解できずに諦めており、この対戦に興味津々だった。
無色2個エネルギーの使い方に違和感を覚えたヨウヘイは対戦後、「ニコタマはすべての色のエネルギー2個じゃないんやね」と言った。
セイゴとショウは爆笑。「それは強すぎるやろー」
拡張パックから最初に出たカードがリザードンだったらしく、無色2個エネルギーの効果を間違えていたらしい。
「ポケモンカードゲームに興味があるなら一緒にやる?」軽い問いに、ヨウヘイは「うん」と答えた。
セイゴ、ショウ、ヨウヘイ、同じくハイパーヨーヨーとポケモンカードゲームをやっていた小学生タケシの4人でハイパーヨーヨーとポケモンカードゲームをするチームを結成した。
この後、数年間はハイパーヨーヨーをメインに活動していましたが、ポケモンカードと関係ない話ばかりなので、ハイパーヨーヨーの話は基本的に割愛します。
気になりますか?
この後、ハイパーヨーヨー部門とポケモンカード部門は分かれ、ハイパーヨーヨー部門は、エンゼル中間店認定の当時のプロスピナー4人のうちセイゴ、タケシ、ジョウジマと黒崎井筒屋認定のプロスピナーのヨウヘイを中心に、エンゼル中間店のハイパーヨーヨー認定員や販売促進イベンターとして活動しました。
ジムやプレイヤーが成長する過程と現代のプレイヤーである読者を重ねながら一喜一憂したり、欲を言えば、自分達にもっとできることがあるのではないかと思って頂けたら幸いです。
記憶に基づいて書くため、話が戻ったり抜けていたりするかと思いますが、その点はご容赦下さい。
1999年4月~2010年9月の10年半活動していたジムで、10年半で17名のジムメンバーが所属しました。
ジムメンバーの他にフロントメンバー、サポートメンバーもいます。
ほぼ10年半一貫して所属していたセイゴ・ヨウヘイ・ヨシユキ中心の話になると思います。
~プロローグ~
シャッ、シャッ、シャッ。
1998年、セイゴとショウは当時流行りのハイパーヨーヨーをやっていた。
活動場所は主にダイエー中間店内のおもちゃ屋「エンゼル中間店」。
セイゴはハイパーレベルをクリアし、プロスピナーの称号を得ていた。
ムーンサルト・バックフリップ、スプリット・ジ・アトム、アトミック・ファイヤー、シュート・ザ・ムーンは簡単に成功させていたが、最難関の両手でのループ・ザ・ループは酷い出来だった。
ある日、セイゴとショウはエンゼル中間店の隣にあるゲームセンターで、見たこともない凄まじいテクニックを駆使してビートマニアを簡単にやってのける中学生に出会った。
その手にはハイパーヨーヨー。
次の瞬間、両手でのシュート・ザ・ムーンを繰り出した。
1回で失敗したが、片手でも難しいシュート・ザ・ムーンを両手でやる姿、両手で美しいループ・ザ・ループをする姿に2人に衝撃が走った。
「ねぇ、キミ」、話し掛けた瞬間、中学生は慌てて逃げた。
ヤンキーのショウが「捕まえろ!」と叫んだ。
セイゴとショウは二手に分かれ、かくれんぼが始まった。
あまりの足の速さに驚いたが、ダイエー中間店は従業員用通路に至るまですべて把握していた。
あっさりと捕まえると、もの凄く落ち込んでいた。
ショウが「テメェ、逃げんじゃねぇよ!」と言い、「ヨーヨーをやれ!」と言った。
技は未完成ながら、しばらく楽しんだ。
手順を間違っている技が多いので話を聞くと、左利きで、技のイラストが逆なのでできないという。
あぁ、イラストね。イラストでできるやつは神だから仕方ない。
ヨーヨーの技は基本的に、イラストをどれだけ見てもできるものではなく、人から教えてもらわないとできない。
この日から、セイゴとショウはヨウヘイにシングルハンドの技を、ヨウヘイはセイゴとショウにダブルハンドの技を教えた。
後からヨウヘイに聞くと「ヤンキー2人組に絡まれたと思って怖くて逃げた」と。爆笑。
ある時、セイゴとショウは遊びでやっていたポケットモンスターカードゲームの対戦を始めた。
セイゴは九州スポーツホビー研究所でミニ四駆、ビーダマン、ハイパーヨーヨー、ポケモンリーグ、ポケットモンスターカードゲームなどに分析官として広く携わり、ハイパーヨーヨーでロング・スリーパーという基本技の日本記録を樹立した後、エンゼル中間店に認定員として入り浸っていた。
九州スポーツホビー研究所時代、何の情報もない中、セイゴはポケモンカードゲームのルールブックを読み、「同一名称のカードは4枚にするべき」「たねポケモンは12枚以上にするべき」「2進化は2種類までにするべき」「タイプ(色)は2種類までにするべき」「エネルギーカードは20枚以下にするべき」という理論を導き出していた。
セイゴとショウはこれまでも何度も対戦や議論を重ねており、ショウはセイゴのレベルに追い付きつつあった。
ヨウヘイは何度か拡張パックを買ったことがあったが、ルールを理解できずに諦めており、この対戦に興味津々だった。
無色2個エネルギーの使い方に違和感を覚えたヨウヘイは対戦後、「ニコタマはすべての色のエネルギー2個じゃないんやね」と言った。
セイゴとショウは爆笑。「それは強すぎるやろー」
拡張パックから最初に出たカードがリザードンだったらしく、無色2個エネルギーの効果を間違えていたらしい。
「ポケモンカードゲームに興味があるなら一緒にやる?」軽い問いに、ヨウヘイは「うん」と答えた。
セイゴ、ショウ、ヨウヘイ、同じくハイパーヨーヨーとポケモンカードゲームをやっていた小学生タケシの4人でハイパーヨーヨーとポケモンカードゲームをするチームを結成した。
この後、数年間はハイパーヨーヨーをメインに活動していましたが、ポケモンカードと関係ない話ばかりなので、ハイパーヨーヨーの話は基本的に割愛します。
気になりますか?
この後、ハイパーヨーヨー部門とポケモンカード部門は分かれ、ハイパーヨーヨー部門は、エンゼル中間店認定の当時のプロスピナー4人のうちセイゴ、タケシ、ジョウジマと黒崎井筒屋認定のプロスピナーのヨウヘイを中心に、エンゼル中間店のハイパーヨーヨー認定員や販売促進イベンターとして活動しました。
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