1999年7月25日に開催された第6回エンゼルメガバトルでは、1週間前の福岡大会で入賞したヨウヘイとヨシユキは予選で敗退し、出場すらできなかったショウがリベンジを果たした。
この日、ヨウヘイは全国大会に向けてお互いに協力することをヨシユキに提案し、ヨシユキは受け入れた。

シークレットスーパーバトル日本一決定戦は1999年8月22日に東京都内某所で開催された。
9大会の4位の9人でプレーオフを行い、9大会の1位~3位の27人にプレーオフ通過者3人を加えた30人を5人6グループに分け予選ラウンドを行い、各グループの上位2名で決勝ラウンドを行った。
地区大会では使用できなかったジム拡張第2弾「闇からの挑戦」が解禁されており、練習を重ねた結果、ジムはR団のサンダー+エレブーを支持していた。

前日のプレーオフに出場したヨシユキはカメックス+ニョロゾを使用し、日本一決定戦への出場を果たしたが、予選ラウンドは突破できなかった。
ヨウヘイはR団のサンダー+エレブーを使用し、予選ラウンドを突破したが、この大会で3位になった東京大会B 2位のプレイヤーに敗れベスト8となった。
ジムの予想通りR団のサンダーの使用率は圧倒的に高かったが、コダック+ゴースト+タケシのキュウコン+プテラ+わるいラフレシアが異次元の強さを発揮しワンツーフィニッシュとなった。
このデッキはポケモンカード史上最強と言えるデッキで、アンチカードの作製、カードの効果の変更、レギュレーションの変更を必要とし、ゲームデザインに「ロックはしてはいけない」という指針を付け加えた。
コンセプトは、ゴース・コダック・わるいラフレシアで1ターン目からトレーナーズの使用を禁止、プテラで2ターン目から進化を禁止、相手プレイヤーに大量のドローを促し、ゴーストで相手の手札にあるトレーナーズの枚数×10ダメージを与えるという想像を絶するロックデッキだった。

この後、しばらくの間、ヨウヘイはこのデッキを、セイゴとショウはこのデッキに対する対策を追求したが、どちらも実ることはなく未完成でも異次元の強さだった。

ヨウヘイ「あれは勝ち目がない。オレの中では3位が優勝」
ショウ「相手のスタートがゴースかコダックだったらすることはない」
セイゴ「時を止めた。ポルターガイストか否かだけが重要だった」

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